沿革と賞状

日本舞踊髙澤流の沿革

1926 日本舞踊・箏曲の稽古を台東区根岸の師につき始める
1948 上方舞楳茂都流家元楳茂都陸平師に師事 名取となる
1948 舞楽を宮内庁楽長東儀和太郎師(右舞の名手)に師事する
1950 日本舞踊を六世藤間勘十郎(勘祖)師に師事
仕舞を宝生流宗家宝生英雄師に師事
箏曲を中能島欣一師に師事
芸術大学東京音楽学校にて各科を修める
1951 昭和26年4月28日「身体障害者慰安演芸大会」(厚生省・朝日新聞厚生文化事業団・都身連主催)以来20年間連続出演
1953 昭和28年1月28日「読売百扇会」(歌舞伎座) 舞楽「環城楽」出演 
1953 昭和28年3月NHK開局記念番組に舞楽「落蹲」納曾利を舞う
1953 昭和28年4月28日本舞踊高澤流を創流
東京都品川区に高澤舞踊研究所を創設
1959 昭和34年4月10日「皇太子ご成婚慶祝記念番組」フジTV・ニッポン放送・産経新聞共催
作舞踊振り付け指導出演
1959 昭和34年5月15・16日「カラーテレビ初公開放送」KRT(TBSTV)国際見本市にて
1959 昭和34年11月14日「全国民謡新民謡ベストテン発表会」フジTV・ニッポン放送・週刊サンケイ・産経新聞共催  振り付け・出演
1961 昭和36年1月12日内閣総理大臣池田勇人主催
「新春芸能文化人招待会」首相官邸にお招きを受ける
1967 昭和41年大本山池上本門寺「大堂落慶慶讃舞」振り付け指導
1969 昭和44年9月24日高澤流舞踊会なか淑会 「戻り橋」岩井半四郎丈と共演(国立劇場)
1971 昭和45年~48年「おはよう!こどもショ-」楽しい昔話シリーズ振り付け出演 日本TV
1974 昭和49年4月28日『舞踊華扇会』「吉野天人」初演(報知新聞社主催 国立劇場)
1974 昭和49年11月16日東京芝増上寺大堂落慶式「増上寺絵巻ページェント」に振り付け・指導・出演
1975 昭和50年10月30日「東京都日赤紺綬会」高松宮妃殿下御台覧の栄に浴す 新作「祗王」
1976 昭和51年1月7日『高澤流25周年舞踊会』 「竜神」「賤機帯」「吉野天人」他 (国立劇場)
1976 昭和51年9月28日『推薦名流舞踊会』「吉野天人」(東京新聞社主催 国立劇場)
1979 昭和54年「CLASSIC DANCING IN JAPAN」
―日本の古典舞踊家百人― 立石隆一著毎日新聞海外向け初出版
1981 昭和56年8月25日『舞踊華扇会』日本舞踊家代表として高松宮妃殿下より高澤流創流の苦心などご下問賜る
1981 昭和56年11月1日『大田区上池台障害者福祉会館虹祭り』国際障害者年に重度知的障害児のリハビリ舞踊の発表
以来‘07の今日まで毎年障害者のリハビリ舞踊の発表を続ける
1982 昭和57年9月17日『日本舞踊のリハビリテーションとしての可能性について』第1回研究発表(朝日生命ホール)
1982 昭和57年11月5日フランスパリ「日仏文化交流」日本舞踊公演
1983 昭和58年10月28日 厚生大臣表彰
1984 昭和59年1月9日オーストラリアシドニーオペラハウス日本舞踊公演
1984 昭和59年11月10日第2回研究発表『半身不随のお年寄りも楽しめるリハビリ舞踊』―痛み和らぎ体が動く―(大田区上池台障害者会館)
1985 「ぼけにまけるな 踊りでリハビリ」発刊(ばるん舎)初の踊りでリハビリの手引書
1986 昭和61年4月29日 藍綬褒章受章
1986 昭和61年5月27日恩賜財団慶福育児会選奨状をいただく
1986 昭和61年5月27日「建礼門院 平徳子」―平家物語の世界―に出演(大宮氷川神社)
1986 テレビ朝日福祉文化事業団の後援により全国特別養護老人ホーム等訪問し、リハビリ舞踊の指導開‘07まで85ヵ所を訪問
1986 昭和61年12月10日『ある日の特別養護老人ホーム』―寝たきりを防ぐためのひと工夫―第3回研究発表(帝国ホテル)
1986 「東京都老人福祉施設芸能大会」にて高澤淑が審査員長を‘94まで務める 及びアトラクション出演(朝日新聞厚生文化事業団・東京都社会福祉協議会共催)
1987 昭和62年5月20日宮内庁より天皇陛下御主催 「赤坂御苑園遊会」にお招きを受ける
1987 昭和62年9月26日『第5回全国失語症患者の集い 東京大会』―明るい生活をめざして―会員及び家族に講習(戸山サンライズ)
1988 昭和63年9月6日『第16回リハビリテーション世界会議』リハビリ舞踊の研究発表(東京 京王プラザホテル)
1989 平成1年10月25日赤坂御所に皇太子殿下のお招きを受ける
1989 平成1年12月25日 高円宮徳仁殿下赤坂御殿に召されリハビリ舞踊につきご下問いただき種々ご懇談賜る
1992 平成4年8月29日「たのしい舞リハレッスンin Tokyo」施設介護者に向けて初めての舞リハセラピスト講座開講
1992 平成4・5年「日米高齢者友好交流ハワイ訪問」
1993 講演及び実技発表(朝日新聞厚生文化事業団主催/東京都社会福祉協議会協力)
1993 平成5年4月 「たのしい舞リハ」第1集発刊(医歯薬出版社)
1994 平成6年9月30日「リハビリ舞踊」「舞リハ」ともに特許庁により商標登録認証される
1994 平成6年12月6日国際シンポジウム「痴呆老人の地域ケアと看護研究の動向」で舞リハの研究発表(千葉大学看護学部主催)
1994 平成6・7年間宮記念社会福祉助成財団による
1995 『全国舞リハレッスンツアー』で介護スタッフへの研修及び施設入居者への直接指導の対象者別講習会を開催(北海道・東北・関東・中部・近畿・中国四国・九州8ブロック9ヵ所にて)
1995 平成7年3月1日長寿社会フォーラム『長寿社会に向けての展望と課題』で実技指導(日本福祉大学・愛知医大学・中日新聞・東海TV主催/厚生省・日本赤十字社・社会福祉協議会後援)(名古屋東海テレビテレピアホール)
1997 平成9年9月7日『日本デイケア研究会 第2回大会』舞リハ研究発表(千葉幕張メッセ)
1997 平成9年9月19日『第17回大田区障害者の日の集い』大田区上池台虹友会(脳卒中者のグループ)の指導リハビリ舞踊の発表 ‘07の今日まで毎年出演
1998 平成10年3月8日『長野パラリンピック冬季競技大会』国際交流文化プログラムにて日舞と舞リハ実技発表と舞リハの指導
1999 平成11年1月14日『痴呆寝たきり予防研究会』にて舞リハ講習(秋田県桂城短期大学看護学部主催・大館保健所・社会福祉協議会・小坂町後援 康楽館)
1999 平成11年6月14日『全国脳卒中者友の会連合会第2回横浜大会』にて会員・家族及び介護スタッフへの講習及び大田区上池台障害者会館虹友会発表(パシフィコ横浜)
2000 平成12年2月14日『みんなで語ろう雪国の高齢者サミットin田沢湖』―元気に素敵に暮らすために―舞リハの講習(秋田県看護協会主催)
2001 平成13年10月14日『医歯薬出版株式会社創業80周年創社50周年記念シンポジウム』―やさしさと健康の新世紀を開く― 講演及び実技発表(医師・福祉施設長・医療福祉関係の大学教授・福祉施設従事者等全国より参加)
2003 東京都善意銀行主催による福祉施設職員及び介護スタッフに向けての研修会
以来‘07まで毎年開催
2003 平成15年10月18日日赤振興会・秋の講演会『新しいケアマネージメントと福祉用具の活用法』脳卒中による片マヒ高齢者の車椅子による舞リハの実演 (日本赤十字社大会議場)
2003 平成15年11月25日~29日『アジア・パシフィック・パフォーミングアーツネットワーク』―テーマ「癒し」―APPAN(アジア環太平洋舞台芸術ネットワーク)国際シンポジウム リハビリ舞踊の発表 日本舞踊・リハビリ舞踊の公演(7カ国参加 韓国)
2004 平成16年4月27日舞リハリハビリ舞踊特許庁更新
2004 平成16年5月21日~24日『韓国国際演劇祭』日本舞踊公演(大邱市文化会館)
2004 平成16年5月27日『世界大学祭』 日本舞踊公演・リハビリ舞踊のワークショップ(韓国大慶大学主催)
2005 東京都社会福祉協議会東京善意銀行主催による福祉施設職員及び介護スタッフに向けての研修会
2006 平成18年3月31日テレビ朝日福祉文化事業団主催による老人保健施設ローズガーデン施設訪問(松本市)
2006 平成18年9月11日法政大学ステラビアホール柿落とし「神楽娘」出演振り付け
2006 平成18年10月8日『全国脳卒中者友の会連合会第9回東京大会』大田区虹友会の舞リハ発表実技指導・全国からセラピスト応援出演(国立オリンピック記念青少年総合センター)
2006 平成18年11月3日緑綬褒章受章
2007 平成19年4月14日内閣総理大臣安部晋三主催「桜を観る会」に宗家・家元お招きを受ける
2008 平成20年2月24日「緑綬褒章・米寿を祝う会」開催
2010 東京都社会福祉協議会主催による介護スタッフに向けての講習会(東京YMCA会館にて)


 

主なる賞状

1982.10.1
品川区長表彰(多年にわたり心身障害者の福祉向上に寄与した功績)
1982.10.1
東京都知事表彰(多年にわたりボランティア活動を実践した業績)
1983.10.28
厚生労働大臣表彰(多年にわたり社会事業に奉仕した功績)
1986.4.29
藍綬褒章受章 (多年にわたり舞踊奉仕活動に努め社会事業の増進に寄与した功績)
2003.10.15
厚生労働大臣表彰(高澤流舞踊研究所として)
2006.11.3
緑綬褒章受章(多年自ら進んで社会奉仕活動に献身したことについて)


社会福祉に関する賞状

1987.4.29
恩賜財団・社会福祉法人慶福育児会より選奨状賜る
1983.11.26
日本善行会より善行銅章・表彰状
1986.10.1
財団法人東京善意銀行より感謝状 平成18年まで(20年間連続)
1986.11.23
国立精神神経センター・精神保健研究所より感謝状
1998.7.3
全国善意銀行より表彰盾(東京代表)


舞踊に関する賞状

1955年
報知新聞社より感謝状
「舞踊華扇会」出演による舞踊芸術を通じ文化の向上に貢献
1961年
大田原市長より感謝状
大田原市歌音頭振付け指導 絶大な尽力に対して
1965年
報知新聞社より表彰状
「舞踊華扇会」10回出演 舞踊芸術の神髄を披露発展に寄与
1966年
大本山池上本門寺より感謝状
「大堂落慶々讃舞」振付け指導
1968年
読売新聞社より感謝状
「国際児童年記念特別企画「世界をむすぶこどもの集い」振付け指導
1969年
大田原市長より感謝状
総合文化会館落成式祝典の舞 多年の研鑽による高度の演技披露
1974年
東京新聞社より表彰状
「女流名家大会」舞踊芸術の向上と成果に多大な貢献・10回記念日
1982年
本歌謡芸術協会より賞状
永年賛助会員として発展に寄与
1983年
報知新聞社より表彰状
「舞踊華扇会」宗家 高澤淑 20回出演 舞踊芸術の神髄・発展に寄与
1988年
東京新聞社より感謝状
「女流名家舞踊大会」20回出演 舞踊芸術の向上と成果に多大の貢献
1989年
日本舞踊協会より感謝状
永年協会の事業に積極的に協力舞踊の隆昌発展に貢献
1994年
品川区舞踊連盟より感謝状
品川舞踊連盟に永年にわたり会の発展に多大な尽力をした
2010年
報知新聞社より表彰状
「舞踊華扇会」家元 高澤爽 20回出演 舞踊芸術の神髄・発展に寄与